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Headless

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LesPaulCustom

レスポールカスタムについて

Gibson LesPaulCustom
BODY
Top Species: Carved Maple
Back Species: Weight Relieved
Binding: Multi-Ply White/Black Binding On Top And Back

NECK
Species: 1-Piece Mahogany
Profile: Rounded Profile

FINGERBOARD
Species: Ebony
Scale Length: 24.75"
Number Of Frets: 22
Nut Width: 1 11/16"
Inlays: Pearl Block

HARDWARE
Plating Finish: Gold
Tailpiece: Nashville TOM/Stopbar Bridge/Tailpiece
Tuners: Metal Tulip Tuners

ELECTRONICS
Pickups: 490 Alnico (R) And 498 Alnico (T) Humbucking Pickups
Controls: 2 Volume And 2 Tone Control, 3-Way Selector Switch

 僕の所有してるのは恐らくパンケーキ構造の
 ランディ・ローズが使ってたような固体だと思います。
 現在はカスタムショップにラインが移行してますが、
 そうなる寸前の2000年に購入してまして、
 当事30万円という高級ギターでした。
 高級にして音が良い事に間違いは無い固体でした
 
 2004年からカスタムショップにラインが移行されて、
 現在に至ってるわけですが、
 メイプルトップ・マホガニーバックに、
 リッチライト指板のカスタムショップ製で、
 値段が49万円になってて驚きました。
 数年前はせいぜい36万ぐらいだった気がします
 アベノミクス最悪っすな(笑
 
 初めて手にした時に思ったのは、
 それまでのギター(FRとか、CDS、FJストラト)に比べて、
 パワーがあって、太いけどクッキリした音がする
 低域は必要以上に出ず、中高域が気持ちよく響く
 「枯れた」サウンドが特徴らしいんですが、
 僕の固体はかなり低音が出てると思います。
 
 ただ、メイプルトップだし、
 ハードウェアにお金をかけたスタンダードでしかなし
 良いところといえば、ペグにネジがついてたりかな
 というのが実際のところでした。
 音もやっぱりそういうレスポールの音はしますが、
 一番ネックなのはトップのメイプルじゃないですかね。
 エボニー指板のおかげでシャキーンとした音します。
 
 本来、レスポールという種類の中で、
 レスポールカスタムと言うと、
 1954年に発売されて
 オールマホガニーにエボニー指板で、
 ブラックビューティーと言われてた方なんでしょうか
 重い事がステータスで4.6kgとかそれ以上とか?
 そっちは高くて手が出せない部類でした。
 1968年以降のレスポールカスタムは、
 ネックもスリムになり、トップもメイプルになって
 スタンダードと近い仕様になりました。
 
 スタンダードと比べてみたら、
 やっぱりシャープな音でした指板のせいと思われます
 ストラト型のギターとかで
 メイプルとローズウッドの指板が選べると思うんですが、
 ああいう差だと思います。
 
 メタルばっかり好きで、
 ザックワイルド好きだったんで、購入したんですが、
 いざこのギターを弾いていると、
 歪ませまくった音よりも、
 木の鳴りがよく響いてきたり、
 もっと良いアンプで音を出したくなったり、
 クリーンな音で演奏する楽しみを得ました
 今思うと、安直にEMG換装しなくて良かったです。
 
 ピックアップに関しては出力有り過ぎるぐらいで、
 他の手持ちのギターよりもかなり大きく、
 同じGibsonのSGstandardよりも大分大きかったです。
 490のセットが搭載されてますが、
 PAFに拘ったりするのも捨てて、
 最新のレスポールに最新の音を・・という方向だったみたい
 で、少々扱いにくいぐらい出力アップしてました。
 
 出力が高いと?というと、
 ギターの鳴りを電気信号に変換するパーツですので、
 出力が高ければ高いほど、その個性が伝えられます。
 逆に、出力先のアンプに至る部分で、
 ハイ落ちみたいな事に成りかねないみたいですが、
 まぁ、Gibsonなんでそこはちゃんとしてるってところ
 
 前身のモデルがBurstbuckerだそうで、
 シリーズに123とプロという3タイプが有りました。
 タイプ1は、繊細で甘いトーン、拘りのPAF再現版
 

Gibson IM57A-NH Burstbucker Type 1 Nickel Cover
価格:15876円(税込、送料無料)



 タイプ2は、出力をアップしてバランス型にしたもの


(関係ないけど、RDRのウィルキンソンPUはコレに近いっぽい)

 タイプ3は、ハイゲイン仕様




 プロは、タイプ1と2を混ぜたような仕様みたいです。



 
 そっから、
 ドンシャリ強化してモダンサウンドにしたのが、
 490シリーズだそうで。
 そりゃ、新旧マーシャルにマッチしてますわw

Gibson IM90R-GH 490R "Modern Classic" Neck Pickup Gold Cover
価格:14008円(税込、送料無料)





 レスポールを買う時に気をつけないといけないのが、
 どの音が欲しくてレスポール買うの?という点だそうで、
 例えば、昔の音とか、
 クラプトンとか、ツェッペリンとか言うなら、
 57classic搭載のモデルが正解みたいですし、
 ガンズ&ローゼスのスラッシュの音とか欲しいなら、
 57クラシックか、Burstbuckerのタイプ1のもので、
 80年代メタルHR/HMとなると、ちょっと選択難しくなり
 Burstbuckerタイプ2や3は、Bzみたいな音
 詳細は調べないと出てこない内容ですが、
 大きく分けて、ヴィンテージサウンドと、モダンサウンド
 
 だから、本来は安いギターを前段階で所有して、
 ある程度、ピックアップを試したりしてから、
 狙って、高い楽器でありホンモノであるギブソンへ・・
 そこで、初めて、
 どういう音の方向性のものが欲しいと言えるわけです。
 
 僕の場合は、言い出したらキリが無かったので、
 ストラト弾きから見て、レスポールらしいのが欲しかった
 結果、特に拘りが無いなら最新の仕様が良いのではと、
 手に入れてから色々弾いてみて、
 本家の高いギターのできの良さばかり感じたりでした。
 昔の曲を自分のギターで弾くと、自分が上手く聞こえる現象w



 良いギター持ってしまうと、
 良いアンプを買ってもっと良い音を聴きたくなります。
 コレが一番大きかったかなと思います。
 
 よく考えると、
 楽器らしい楽器としての良いギター
 コレしか持ってないような気がしてまして、
 他のギターで練習していて出せなかった音とかが、
 こっちでは出たりして、
 やっぱり、それなりにお金かけないと・・を実感
 
 あんまり、高い=良いとは言いたくなかったんですが、
 触ってて楽しいギターを手にしてしまって、
 演奏していると、満足を得てしまう
 玩具じゃないなって思います。


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